■ 概要
富山県滑川市・瀬羽町の旧宮崎酒造周辺で毎年夏に開かれる「なめりかわベトナムランタンまつり」。宿場町の街並みがベトナムの世界遺産ホイアンに似ていることから始まった、色鮮やかなランタンとアオザイ、ベトナム料理が彩る国際交流の祭りです。
■ 場所・主催
主催:なめりかわベトナムランタンまつり実行委員会/滑川市観光協会(特別協賛:ベトナム航空、事務局:一般社団法人ばいにゃこ村)
会場:旧宮崎酒造および瀬羽町通り、廣野家住宅、中滑川複合施設メリカほか(富山県滑川市瀬羽町1860 周辺)
開催:毎年8月上旬 ※2026年は8月6日(木)〜9日(日)
■ 取り組みの経緯
かつて北国街道の宿場町として栄えた滑川市・瀬羽町。その古い街並みが、ランタン祭りで有名なベトナムの世界遺産都市・ホイアンに似ていたことから始められた滑川市の夏の風物詩、ランタン祭りは2010年(平成22年)に「ベトナム・ランタンまつり in なめりかわ」としてスタートし、24年には第15回目を迎えるなどすっかり地域に受け入れられた催しとなった。メイン会場は国登録有形文化財の旧宮崎酒造で、夏の夜、酒蔵とその周辺に1000本を超える色鮮やかなランタンが灯り、街全体が幻想的な光に包まれる。瀬羽町通り一帯にはフォーや揚げ春巻き、チェーといったベトナム料理や、滑川のソウルフード「どんどん焼き」の屋台が並ぶだけでなく、民族衣装アオザイの試着体験やファッションショー、ダーカウ蹴り選手権なども行われる。多くの来場者に愛されてきたランタン祭りだったが、年々来場者を増やしてきた背景にある規模の拡大と担い手不足、そして能登半島地震の影響が重なり、2024年の第15回を最後に実行委員会は解散。15年の歴史に一度幕を下ろした。それでも「街に根付いたこの祭りを次世代へ、ベトナムとの絆と多文化共生の芽を残したい」という思いから、滑川市の支援を受けてリスタート。2025年からはベトナム航空がネーミングライツで加わり、「なめりかわベトナムランタンまつり with ベトナム航空」と名を変えて、震災を乗り越えた今も灯りをつなぎ続けている。
