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子どもたちのデジタルデバイド解消を目指して滑川デジタルラボプロジェクト

すべての子どもに、デジタルに触れるはじめの一歩を。

STORYはじまりの物語

きっかけは、たったひとりの小学生でした。

家にWi-Fiがない。だから、free Wi-Fiを求めて中滑川複合施設メリカに通っていた小学生の子がいました。ある時期、その子の姿を見かけなくなり、久しぶりに施設で会えたので声をかけると、返ってきたのは——

「タブレットが壊れてしまった。でも、うち貧乏だから直せない」

その一言を、まるで自分に言い聞かせるように、少し自嘲まじりに口にする子どもの姿。それは、いまの時代の “見えづらいデバイド” が、まちのすぐ足元で起きていることを、はっきりと教えてくれた瞬間でした。

AIやデジタル技術の発展で、世の中はどんどん便利になっています。プログラミング、動画制作、生成AI——これからの社会を生きる子どもたちにとって、こうしたデジタルとの出会いは、将来の夢や仕事の選択肢を大きく広げる「はじめの一歩」になります。

けれど、まちを見渡してみると、家庭の事情、経済的な理由、身近に教えてくれる大人がいないなど、さまざまな理由からデジタルに触れる・学ぶ機会が届いていない子どもたちもいます。学校の授業だけでは補いきれない、目に見えづらい「情報格差」——これが、いまの子どもたちを取り巻く、新しいかたちのデバイド(分断)です。

「初めてでも楽しめる、無料のデジタル体験の場を、まちにつくれないか」

その想いから始まったのが、「子どもたちのデジタルデバイド解消/滑川デジタルラボプロジェクト」、通称「メリカラボ」です。中滑川複合施設メリカを舞台に、パソコンやタブレット、AIに気軽に触れられる小さなラボを、地域の手で開いています。

そしてもうひとつ、大切にしていること。 ラボが終わった17:00から、同じ場所で「こども食堂」が開かれます。「学び」と「あたたかいごはん」と「安心できる居場所」——三つがひとつになった時間を、地域の手で用意しています。

CONCEPT学び + 遊び + 居場所

すべての子どもたちに、平等にデジタルに触れる機会を。

メリカラボは、”教える教室” ではありません。学びと遊びを行き来しながら、プログラミング、マインクラフト、動画制作、AI体験など、自分のペースで「触ってみる」ことができる場です。初めての子でも大丈夫。「わからない」に寄り添う地域の大人が、そばにいます。

そして、ラボが終わったあとには、こども食堂の時間。

あたたかい食事と、居心地のいい時間を通じて、子どもたちの心の負担がやわらぎ、次の一日へ向かうエネルギーが少しずつ戻っていく。学び × 遊び × 居場所——この三つをひとつにすることで、情報格差をなくし、子どもたちが将来の夢や仕事の選択肢を大きく広げられる滑川市をめざしています。

PROJECT INFOプロジェクト概要

プロジェクト名
子どもたちのデジタルデバイド解消/滑川デジタルラボプロジェクト
通称
メリカラボ
拠点
中滑川複合施設メリカ
開催日
カレンダーで告知
時間
14:00〜17:00(デジタルラボ)/ 17:00〜(こども食堂)
参加費
デジタルラボ 無料/こども食堂:こども(18歳以下)無料
対象
デジタルに興味のある子どもたち(初めての子も歓迎)
カテゴリー
子ども / 福祉・ボランティア
中心メンバー
滑川デジタルラボ運営メンバー(中滑川複合施設メリカスタッフを中心に、学びの企画・伴走/こども食堂の調理・運営を分担)

STRUCTURE運営の内部編成

学びの企画班

プログラミング・マインクラフト・動画制作・AI体験などのプログラム設計、教材・機材の準備。

伴走スタッフ班

子どもたち一人ひとりの「わからない」に寄り添う、当日のサポーター。

こども食堂班

献立づくり、食材調達、調理・配膳・片付け。あたたかい時間の主役。

受付・広報班

学校・地域への案内、当日の受付、SNS等での発信、参加者の声の記録。

※ 保護者・学生・地域の大人など、どなたでもボランティア参加できます。「機械はちょっと…」という方も、こども食堂班や受付班から気軽に加われます。

ACTIVITY主な内容

  • プログラミング体験ブロックプログラミングなど、初めての子でも触って動かせる時間。
  • 遊びと学びマインクラフトなどを活用した、”遊びから学びに入る” 導入体験。
  • 動画制作ワークショップ撮る・つなぐ・伝える。表現することの楽しさに出会う時間。
  • AI体験生成AIをはじめとした最新ツールに触れ、これからの学びを覗いてみる時間。
  • 自由に触れる時間「使ってみたい」を大切に、子ども自身のペースでデジタルと遊ぶ時間。
  • こども食堂17:00から、あたたかい夕食と居場所の時間。誰でも参加できます。

VOICE参加者の声

  • 「初めてでもスタッフさんが優しく教えてくれて、また来たいと思う。」(子ども)
  • 「家にパソコンがないので、ここで触れるのが楽しい。」(子ども)
  • 「デジタルの体験だけじゃなく、ごはんまで用意してもらえて、本当にありがたい。」(保護者)
  • 「子どもたちにタブレットの使い方やパソコン操作を教える経験から、自分自身にも多くの学びがあった。」(大学生ボランティア)

MESSAGEメッセージ

デジタルに触れられる子と、触れられない子。今の時代、その差は「使えるかどうか」だけでなく、将来の夢や選択肢の広さにまで、静かに影響していきます。

だからこそ、私たちは開き続けます。すべての子どもに、はじめの一歩を。そして、その一歩に寄り添う、あたたかい食卓を。

滑川デジタルラボは、そのためのひとときです。

COLLABORATIONつくり手たち

  • 滑川デジタルラボ運営プロジェクト

    中滑川複合施設メリカのスタッフを中心に、学びの企画・伴走・こども食堂の運営を担う市民実行チーム。

  • 地域のIT・映像・AIに詳しい大人たち

    子どもの「やってみたい」に寄り添う伴走者。

  • 大学生ボランティア

    子どもと年齢が近い立場から、教える経験を通して自分自身も学び合う伴走者。

  • こども食堂ボランティア

    献立・調理・配膳を通して、あたたかい時間を支える方々。

  • 中滑川複合施設メリカ

    学びと居場所が同居する、まちの舞台となる公共施設。

  • 地域の子どもたち/保護者

    この場の主役であり、次の開催をつくる仲間。

FIELDこのプロジェクトは「まち」が学びのフィールドです

学校とも、家庭とも違う場所で、子どもたちはのびのびとデジタルに触れ、あたたかいごはんを囲みます。そこで生まれるのは、”教える/教わる” だけの関係ではなく、地域の大人と子どもがフラットに関わり合う時間です。

「参加する」だけで終わらせず、伴走スタッフとして手を貸してみる。こども食堂の調理を手伝ってみる。得意なデジタルスキルを持ち寄ってみる。その小さな関わりが、子どもたちの選択肢を広げ、地域で動く人=実践人口へとつながっていきます。

経験不問。次の開催、あなたの「得意」や「時間」を、子どもたちの一歩に貸してみませんか。

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