滑川高校生を中心とした社会貢献活動プロジェクト
教室の外で、まちづくりに関わり、
なりたい自分を探すプロジェクト。
STORYはじまりの物語
「学校の外にも、学びがある。」
滑川高校の生徒たちを中心とした、滑川市ゆかりの若者たちが、教室を飛び出してまちに出ています。滑川海岸の清掃、被災地支援の炊き出し、滑川子ども食堂の運営、地域イベントの設営、地域企業を訪ね歩く見学——。ばいにゃこ村や株式会社マチベースなど、まちで動く団体と肩を並べて、若者たちは現場に立っています。
この取り組みの主導者は、「人口3万人の学校」プロジェクトを主催する 一般社団法人ばいにゃこ村。拠点は、公共施設である 中滑川複合施設メリカ です。
注意していただきたいのは、これは「学校が始めた課外活動」だけではないということ。滑川高校の生徒や先生が個人として、滑川市のまちづくり団体ばいにゃこ村をハブに地域へ関わる一連の活動です。学校の取り組みとしてだけでなく、行事でもない。それなのに、地域の学生から学生へ、確かに引き継がれていく——それがこのプロジェクトの、いちばん不思議で、いちばん強いところです。
CONCEPT“まち” が、未来探求のフィールドになる
「なりたい自分」は、教室の中だけでは見つかりません。
海岸でゴミを拾うとき。炊き出しの湯気の向こうで被災地の人と話すとき。子ども食堂で小さな子の相手をするとき。地域企業の社長から仕事の話を聞くとき——その一つひとつが、若者たちにとっての “未来探求” の実践の場です。
このプロジェクトが提供するのは、三つの “場” です。
- 地域課題を学ぶ場 — まちで起きていることを、教科書ではなく現場で知る
- 見て・聞いて・体験できる場 — 課題の “解決者の隣” に立てる
- なりたい自分を見つける場 — 多様な大人と出会い、生き方の選択肢を広げる
そして、参加するだけでなく運営の一員になることで、学びはもう一段深まります。人を集め、準備を整え、当日を回し、次に引き継ぐ——”現場を動かす側” の経験こそが、未来探求の核です。
学校の「探究学習」「キャリア教育」と、まちの「まちづくり」——このふたつを、メリカという公共施設を拠点に、ばいにゃこ村という市民団体がつなぐ。それが、このプロジェクトのかたちです。
PROJECT INFOプロジェクト概要
- プロジェクト名
- 滑川高校生を中心とした 社会貢献活動プロジェクト
- 参加する若者
- 滑川高校の生徒・先生を中心に、様々な高校・大学の若者も個人として自主的に参加
- 関わり方
- 参加する側としてだけでなく、運営する側としても関わる
- ハブとなる団体
- 一般社団法人ばいにゃこ村/株式会社マチベース
- 拠点
- 中滑川複合施設メリカ
- 位置づけ
- 滑川高校が主導する取組だけでなく、生徒・先生個人がばいにゃこ村をハブに地域に関わる一連の活動
- 教育上の意義
- 滑川市の現場と連携した実践的な探究活動・滑川市への郷土愛づくり
- 参加費
- 無料
- カテゴリー
- 滑川高校 / 子ども / 福祉・ボランティア
- 中心メンバー
- 相談先ばいにゃこ村、メリカスタッフ等
STRUCTURE参加のかたち
このプロジェクトには、堅い組織編成ではなく、”関わり方の段階” があります。
まず現場に出る
海岸清掃やイベント手伝いなど、気軽なボランティアから参加。
継続して通う
子ども食堂や炊き出しなど、同じ現場に繰り返し立ち、人と顔なじみになる。
役割を持つ
先輩に混じって準備・仕切りを担い、”現場の一員” になる。
運営する側へ
参加するだけでなく、企画・準備・当日運営まで若者自身が担う。
後輩に渡す
自分が教わったことを、次の学年の生徒・他校の仲間に引き継ぐ。
ACTIVITY若者たちが参加している主な活動
- 滑川海岸清掃海辺のゴミ拾いを通じて、地域の環境課題に触れる。
- 被災地支援・炊き出し活動能登半島災害の支援現場で、復興支援のリアルを体験。
- 滑川子ども食堂温かい食事の提供を通じて、まちの “支え合い” を学ぶ。
- 地域イベントの運営祭りやマルシェの設営・接客で、まちの賑わいづくりを担う。
- 地域資源で商品開発まちの素材を商品にかたちづくる、産業の入口を体験。
- 地域企業を知る活動地元企業を訪ね、働く大人の姿からキャリアの選択肢を広げる。
VOICE参加者の声
- 「初めは友人に誘われただけだったのに、気づいたら毎回行っている自分がいました。」(生徒)
- 「被災地の炊き出しで、『ありがとう』と言ってもらえた瞬間は忘れられない。」(生徒)
- 「地元の企業の社長さんの話を聞いて、『滑川で働く』も選択肢だと気づいた。」(生徒)
- 「先生の前の生徒と、現場での私は全然違う人みたいに見えると思います(笑)。」(生徒)
- 「他校や大学生とも一緒に動けるのが新鮮で、視野が広がりました。」(別校の参加者)
- 「先輩がやっていた役割を、今年は自分がやる。ゆるく受け継がれていくのがいい。」(後輩生徒)
MESSAGEメッセージ
COLLABORATIONつくり手たち
- 樋口 幸男(「人口3万人の学校」主催)
まちと学校をつなぐ設計者。
- 一般社団法人ばいにゃこ村
若者たちが地域に関わるハブとなるまちづくり団体。
- 株式会社マチベース
地域ビジネスの視点で若者の活動を伴走支援。
- 滑川高校の生徒・先生
個人として自主的に参加する、この活動の中核。
- 他校の高校生・大学生
校舎の枠を越えて集まり、参加と運営の両側で動く仲間。
- 中滑川複合施設メリカ
活動の拠点となる公共施設。
- 地域の団体・企業の皆さん
清掃・炊き出し・食堂・イベント・商品開発・見学の現場を開いてくれる受け入れ先。
FIELDこのプロジェクトは「まち」が学びのフィールドです
滑川の海岸、メリカのキッチン、イベント会場、地域企業の事務所——そのすべてが、滑川高校生をはじめとしたこの街の若者たちにとっての “もうひとつの教室” です。
「参加する」だけで終わらせず、学生として現場に出てみる。運営する側として、次の現場を担ってみる。地域の大人として、若者たちに現場を開いてみる。卒業生として、次の世代に現場を案内してみる。その小さな関わりが、地域で動く人=実践人口へとつながっていきます。
まちはいつでも、教室の扉を開けて待っています。

















