さだありさのサイレントカフェプロジェクト
声を使わず、心でつながる。
誰もが安心して過ごせるカフェの時間。
STORYはじまりの物語
「カフェで、隣の人と何気ないおしゃべりを楽しむ」——。
多くの人にとってごく当たり前のその時間が、聴覚に障がいのある方にとっては、意外なほど遠い風景であることがあります。注文の声が聞き取れない。話しかけられても応じられない。周りの笑い声のなかに、自分だけ入っていけない。”賑わい” のなかで、静かに孤立してしまう——そんな瞬間が、日常のあちこちに潜んでいます。
「聴覚障害があっても楽しめるカフェを、つくりたい。」
その想いから、富山県を拠点に活動するタレント さだ ありさ 氏が立ち上げたのが、サイレントカフェ プロジェクトです。
サイレントカフェは、声を使わず、手話・筆談・身振りなど、非言語的な方法だけで交流を楽しむ、新しいかたちのカフェイベント。滑川市などを舞台に、富山県聴覚障害者協会 や地域の 手話サークル と手を組みながら、聴覚に障がいのある人もない人も、分け隔てなく同じテーブルを囲める場を、少しずつ育てています。
CONCEPT声を使わず、心でつながる
サイレントカフェの合言葉は、”声を、使わない”。
けれど、そこにあるのは静寂ではなく、別のかたちの豊かなコミュニケーションです。手で描かれる言葉。紙に走らせるペン。目と目で交わす合図。笑顔でうなずく仕草——。声に頼らないからこそ気づける、”人と人が通じ合うことの原型” が、このカフェの時間には流れています。
“支援する/される” のカフェではなく、”お互いに気づき合える” フラットなカフェへ。
聴覚に障がいのある方にとっては、声の壁がない、安心して過ごせる場。障がいのない方にとっては、普段の “話す・聞く” を手放すことで、相手をより深く見つめ直せる場。どちらの側にも新しい発見がある——そんな双方向の学びを、一杯のコーヒーと一緒に届けています。多様性を「理解する」だけでなく、「一緒に過ごす」ことで体で知る——それが、サイレントカフェのコンセプトです。
PROJECT INFOプロジェクト概要
- プロジェクト名
- サイレントカフェ プロジェクト
- 副題
- 聴覚障害があっても楽しめるカフェを作りたい!
- 企画・主宰
- さだ ありさ(富山県を拠点に活動するタレント)
- 開催地
- 滑川市 ほか富山県内
- 形式
- 声を使わず、手話・筆談・身振りなど非言語コミュニケーションのみで交流するカフェイベント
- 合言葉
- 「コーヒー一杯で、手話をひとつ覚える」
- 対象
- 聴覚に障がいのある方/障がいのない方 どなたでも
- 連携先(例)
- 地域の手話サークル
- カテゴリー
- 福祉・ボランティア / 交流・まちづくり
- 中心メンバー
- さだ ありさ、地域の手話サークル、市民ボランティア
STRUCTURE運営の内部編成
サイレントカフェは、さだ ありさ氏を中心に、聴覚障害の当事者団体・手話サークル・市民ボランティアがフラットに連携して支える、”当事者と一緒につくる” カフェ運営です。
企画・主宰班(さだ ありさ)
テーマ設定、開催地の調整、広報の発信元。プロジェクトの旗振り役。
手話・当事者連携班(富山県聴覚障害者協会 ほか)
当事者の視点で会場設計・進行を監修。手話のレクチャーも担う。
手話サポート班(地域の手話サークル)
当日の手話通訳・簡単な手話レッスンをテーブルで伴走。
カフェ運営・おもてなし班
ドリンク・軽食の準備、席のレイアウト、受付・予約対応。
広報・つなぎ班
SNS・チラシでの呼びかけ、参加者の声の記録、次回・地域への橋渡し。
ACTIVITYサイレントカフェの流れ
- ウェルカム受付で “声を使わない” ルールと、筆談メモ・簡単な手話カードをお渡し。
- アイスブレイク「今日ここに来た理由は?」を、身振り・筆談で伝え合う短い時間。
- 手話ミニレッスン「ありがとう」「おいしい」「はじめまして」など、その日の1〜3手話をテーブルで習う。
- ドリンクと対話の時間一杯のコーヒーを囲み、手話・筆談・身振りだけで自由に交流。
- クロージング今日感じたこと・気づいたことを、紙に書いて共有。次のカフェへつなぐ時間。
VOICE参加者の声
- 「声が聞こえなくても、こんなに笑顔で通じ合えることに驚きました。」(参加者)
- 「普段の “話す・聞く” を手放すと、相手の表情を本当によく見るようになる。」(参加者)
- 「聴覚障害の当事者として、”最初から声を使わない前提” の場は、本当に安心できる。」(当事者参加者)
- 「手話をひとつ覚えて帰る、というのが気軽でうれしい。次回も参加したい。」(初参加)
- 「地域でこういう場をつくってくれるさだ ありささんの存在が、まちにとって本当に大きい。」(連携者)
MESSAGEメッセージ
COLLABORATIONつくり手たち
- さだ ありさ
サイレントカフェの企画・主宰。富山県を拠点に活動するタレント。「聴覚障害があっても楽しめるカフェを作りたい」の想いから、プロジェクトを立ち上げた発起人。
- 地域の手話サークル
当日の手話通訳・簡単な手話レッスンで、参加者一人ひとりに伴走する担い手。
- 開催地の会場・カフェ
滑川市などで会場を提供する、まちなかの舞台。
- 市民ボランティア
受付・おもてなし・広報など、当日を支える大切な担い手。
- 参加する皆さん
ただの来場者ではなく、”声を使わない” 時間を一緒につくる主役。
FIELDこのプロジェクトは「まち」が学びのフィールドです
カフェの席で交わされる小さな手話。紙に書かれた「今日はありがとう」。笑顔で交わされる目線——そのひとつひとつが、教科書には載っていない “多様性を体で知る学び” です。
「参加する」だけで終わらせず、次回は手話をひとつ覚えて来てみる。手話サークルの活動に一歩踏み込んでみる。自分の職場や地域のイベントに、”サイレントの時間” を取り入れてみる。その小さな関わりが、聴覚障害への理解をまちに広げ、地域で動く人=実践人口へとつながっていきます。
次のサイレントカフェ、あなたも “声を置いて”、テーブルにつきませんか。












