滑川市グルメツアープロジェクト
まちの山に入り、採って、味わう。
滑川の「食べられる自然」をめぐる、体験型の食のツアー。
STORYはじまりの物語
滑川市には、まちを取り囲むように広がる山林があります。春はワラビやセリ、ミツバ、ワサビ。初夏は沢沿いの青々とした草木。秋はきのこや木の実、冬はジビエ。四季の恵みが、じつはすぐそこにある——。
けれど、その豊かさは地元の人ですら意外と知りません。「山に入ったことがない」「何が食べられるのか分からない」。だから“ある”のに“ない”ものになってしまっている。
そんな滑川の「食べられる自然」を、実際に山に入って、採って、料理して、味わう体験に変えていく。それが、まちの課題解決に取り組む株式会社マチベースと、山菜・ジビエ料理の店たべものやみゃあらくが企画・開発を進めている「滑川市グルメツアープロジェクト」です。
初回ツアーは「なめりかわ山旅」と銘打ち、市内の子どもや大人6人が参加しました。みゃあらくの土肥航店主がガイドを務め、参加者は山菜の特徴を教わりながら、ワラビ・セリ・ミツバなどを摘み取り、収穫した山菜をその場で天ぷらなどにして味わいました。
参加した子どもは「いろいろ食べた中でワサビの天ぷらが一番おいしい。山も楽しかった」と笑顔。「知らなかった」を「おいしかった」に変える——それが、このプロジェクトの目指す一日です。
PROJECT INFOプロジェクト情報
- プロジェクト名
- 滑川市グルメツアープロジェクト
- 中心メンバー
- 株式会社マチベース/たべものやみゃあらく(店主・土肥 航)/藤塚 倖(富山大学ボランティアサークル Le Lien ルリアン)
- 開催エリア
- 滑川市内の山林、たべものやみゃあらく(滑川市小森)ほか
- 活動時期
- 季節ごとに随時開催(春の山菜編/秋のきのこ編 ほか予定)
- カテゴリー
- 観光/食
- 担当領域
- ツアー企画・開発/ガイド/料理/広報・記録/担い手づくり
- 参加方法
- ツアー参加/ガイド補助/料理補助/広報・撮影/当日運営 など
- 現在
- 仲間・参加者ともに募集中
STRUCTURE親プロジェクトと、四季のツアー
「滑川市グルメツアープロジェクト」は、単発のイベントではなく、四季を通じて滑川の食を体験に変える親プロジェクトです。その下に、季節ごとのツアーが並びます。
| 役割 | 内容 |
|---|---|
| 親プロジェクト(滑川市グルメツアー) | 滑川の「食べられる自然」を、通年で体験できる形に育てる。ツアー企画・開発・広報・担い手づくりを統合する。 |
| 四季のツアー | 春の山菜編/初夏の川辺編/秋のきのこ・木の実編/冬のジビエ・保存食編(=「なめりかわ山旅」シリーズ)。 |
「一度きりのツアー」ではなく、「四季を通じて、まちの山を味わえる暮らし」をつくることを目指します。
TOURS四季を旅する、「なめりかわ山旅」
1. 春の山菜編
第1回として開催された、プロジェクトの原点となるツアー。ワラビ・セリ・ミツバ・ワサビなど、まちの山に自生する山菜を摘み、みゃあらくで天ぷらを中心に味わう1日。子どもから大人まで一緒に山に入り、「食べられる草」を覚える最初のきっかけになります。
2. 初夏の川辺編開発中
沢沿いに広がる青い草木や、湧き水のまわりで育つ食材をめぐる回。ミョウガや山ウド、川魚と組み合わせた料理を予定しています。
3. 秋のきのこ・木の実編開発中
きのこ狩りと、栗・くるみなど木の実を組み合わせた「秋の食卓」編。土肥店主の目利きで、安全に楽しむための知識を学びます。
4. 冬のジビエ・保存食編開発中
みゃあらくが得意とするジビエと、山菜の塩漬け・乾燥保存など「保存の知恵」を体験する回。囲炉裏を囲みながら、山と暮らしの関係を味わい直します。
ACTIVITYプロジェクト全体でやっていること
-
山を歩き、採るみゃあらく店主のガイドで、その季節に食べられる山菜・きのこ・木の実を安全に摘み取る。
-
その場で料理して味わう収穫した食材を、みゃあらくの厨房で天ぷら・鍋・炊き込みご飯などに仕立てて味わう。
-
食を通じてまちを知る富山大学の学生ボランティアも加わり、参加者と地域をつなぐ。
-
記録と発信ツアーの風景や参加者の声を記録し、次回の企画・担い手づくりへとつなげる。
VOICE参加者の声
いろいろ食べた中で、ワサビの天ぷらが一番おいしい。山も楽しかった。
知らなかった食材が、こんなに近くにあった。
子どもが、家に帰ってからも食べ物の話をよくするようになった。
地元の山を、こんなふうに歩けるとは思わなかった。
初回ツアーでは、大人からも子どもからも、こうした声が聞こえてきました。「知らなかった」を「おいしかった」に変える一日は、参加した人の暮らしに小さな変化を残しています。
COLLABORATIONつくり手たち
このプロジェクトは、企画・現場・発信の3つの視点が組み合わさって動いています。
-
株式会社マチベース
滑川市上島
滑川のまちの課題解決に取り組む会社。ツアーの企画・開発・広報を担う。
-
たべものやみゃあらく
滑川市小森/店主・土肥 航
山菜とジビエを扱う料理店。ガイドと調理を担い、山と食卓をつなぐ現場の要。
-
富山大学ボランティアサークル Le Lien ルリアン/藤塚 倖
学生プロジェクト協力
学生の視点でツアー企画・当日運営・発信に協力。次世代の担い手を育てる役割も。
FIELDこのプロジェクトは「まち」が学びのフィールドです
山菜を教わりながら摘み取る。料理を手伝う。子どもの笑顔を写真に残す。SNSで「なめりかわの山、楽しかった」と発信する。ツアーを「体験する」だけでなく、「一緒につくる側」に回る余白がここにはあります。
四季それぞれに、関わる入口があります。春の山菜、初夏の川辺、秋のきのこ、冬のジビエ——自分の暮らしのリズムに合わせて、まずは一日、山に入ってみませんか。
学生・料理人・地域の会社・参加者——立場を越えた人たちが、山と食を通じて出会う。その小さな関わりが、地域で動く人=実践人口へとつながっていきます。
経験不問。次の「なめりかわ山旅」を、一緒につくっていきましょう。













